（お客様とお話をさせて頂いている際のお写真）

今回点検させて頂いた作品は

小さな男性が女性に呑み込まれる「丸呑み」というジャンルで制作されたコミックになります。

点検させて頂いた作品以外でも、いくつかコミックも制作されておりますが、

マニアックな内容ながらどれも一本、軸のしっかりした作品だと感じました。

弊社でも巨女が登場する内容や、人系の女モンスターに呑まれるなどといった内容の

作品制作をさせて頂いておりましたが、それでもこの手のジャンルはまだまだニッチで、

過去制作数が他と比べ少なく、難しい内容でしたが、

「丸呑み」ジャンルを調べていく中で、その多くは「男性が女性に呑み込まれるもの」で、

母性を求めた先の一つの終着点だと感じました。

そう考えるとかなり身近に感じられますね。

丸呑みジャンル内にも色々あり、体内での【消化】、【非消化】でパッカリ分かれ

お客様は消化まで描写を希望される方でした。

因みに、個人的には私もどちらかといば愛を強く感じる消化派です^^

そういった事を調べ過去作品を何度も読み返し掘り下げてお話合いに臨みました。

お電話でも何でも元来緊張しぃの私ですが、

調べる内に湧いてきた疑問や、一クリエイターとしての私自身に生まれてくるアイデアなど

是非色々とお話を聞きたい、お話させて頂きたいという思いがそれ以上に生まれ、

また、一番にお客様のお人柄にも助けられ、

当日はいざ始まればお話している間に緊張はすぐに解けました。

前半は、お好きな作家や、細かな部分でのお客様の女性像、

作品を創られる上でのこだわりの部分など、簡単なアンケートから始まり、

後半は私が用意させて頂いたご提案内容とラフで

お客様のご趣向の深い部分や、そのジャンルに対する捉え方など、

お客様のご意見もお伺いしながら、最後には大変深いお話ができたと思います。

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お客様にお伝えしたご提案内容を一部挙げさせて頂きます。

●呑み込む側の女性像のご提案

●作中の細かな動作でのキャラの人となりの演出

　（どういった女性に呑まれたいかを動作で演出。）

●体内に入った際の細かな描写

　（体内に入った際は血流の轟音、体液、体液の泡など）

●丸呑みを正当化する世界

　（主人公が呑まれるくらい小さくなる理由付け）

などをご提案しました。

この日を迎えるにあたり、

主に体内の質感に注目しネットで動画、画像を検索、

食道、胃の中の描写をカラーラフで描かせて頂いて、お好みの確認とご提案をさせて頂きました。

ただ、、さすが、お客様もそのジャンルを好みの方です(^o^;

私が知らない詳しいお話もして頂いて、とても勉強になりました。

その他、10ヶ月点検では新たな趣向をご提案させて頂こうと思い、

これまでの女性とは違い、人外（人型の美しい女妖怪）での制作もおススメするラフも織り交ぜました。

リアリティ重視のお客様ですので、挑戦的な内容ではありましたが抵抗はないと仰って頂け一安心。

お話でご提案した内容、ラフでの表現ともに楽しんで頂けたと感じました(*^^*)

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一つ悔しいのはその場でお話をお聞きして即興で描く！ような

遅筆な私としては踏み込んだパフォーマンスも考えていましたが時間がなく出来なかったことです^^;

普段表情が見えない中、弊社事務所までお越し頂き

直接お話出来たこの機会は私にとって大きな経験になりました。

是非また経験したいとても楽しい時間でした。

内容を詳しくお話できないのが残念です！

かなり長文になってしまいました。

因みに、この記事はお客様に確認頂き許可を頂いて掲載しております。

今後弊社事務所にお越しのお客様はご心配なさらず!!

ではでは、

失礼致します。

2016.06

IMAX

６月の終わり

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